12『言葉の力』


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最近、ビックリするくらい日中熱くなる事もありますが、それでもまだ5月。

庭ではつるバラの『アイスバーグ』が満開になりました🌹

四季咲きのバラでも5月は特に華やかで、欧米でも『ROSE of  MAY』と言われる~その美しさは格別です💛

今年はラベンダー、ひまわり、コーラルピンクのマーガレットが仲間入り。風に拭かれてユラユラ楽しそう🎵昨年植えた『ジャンボ・アナベル』もグングン成長!去年、店頭で見つけた時の花はわずか3本。店からの移動途中、急ブレーキで倒れて大切な1本が折れちゃって😭でも今年は、ざっと見て15房はついています🎵

プチトマトや白いゴウヤの為に、ネットも張り終えました👍これからグングン成長します。毎朝☀️起きて庭の様子を見るのが楽しみで、水やりしながらつい話しかけてしまいます。『かわいい~ね😆』『うれしいわぁ💛』『がんばって!もっと咲こうか!』

 

植物には人を癒す力があります✨


『ニンジンの実験』

ニンジンの頭だけを切って水につけて置くと室内でもミドリの芽がスクスク伸びます。人参サラダのオレンジの上にグリーンをのせると美しいので、重宝します🌱

ところで『ニンジンの実験』って聞いた事ありますか?『ニンジンの実験』は、 要領は上のサラダと同じですが、目的は全く違います😼 

 

これはいわゆる『言霊』の実験です。

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ウイキベディアによれば『言霊とは』~

古代、日本人は言葉には神秘の力があると信じていて、声に出した言葉が、現実の事象に何がしか影響すると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた~

 

とあります。

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『😱汚い言葉』と『✨キレイな言葉✨』を毎日、ニンジンに向かって語りかけます。すると言葉の種類によってニンジンの成長に違いがでる~というのです。

 

下の写真は、友人から送られてきたモノです。娘ちゃんたちが実際に2週間実験してくれました。


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♥️マークは『✨ありがとう』などのよい言葉。ブレイクマークは『😱バカ』など悪い言葉。まだ数日ですが、左は生き生きとした色合いで、右は少し頭が黒くみえます。

 

 

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そして、こちらの写真が2週間後😵

成長には大きな違いがみられます。というか右の方は、ほとんど成長がみられません。なんとも不思議な現象なのですが、

 

私も言葉を教える仕事をしているので、言葉には不思議な力や影響がある~と信じています。『人が話す言葉はその人自身を作る』大切な要因です。

 

『ママがご飯をこぼした!』

知り合いの体験談です。上のお兄ちゃんが小学生、下の妹が年長さんくらいの時だったと記憶しています。食事中にご飯を落としたら『ママ❤大丈夫?』と心配して声をかけてくれた息子に対して『何やってるの!?しっかりしなさい💢』と年長になる娘からは、強い口調で叱られ、二人の対応のあまりの違いに驚いたと話してくれました。

でもよくよく考えると、その言葉は両方、自分がいつも子どもたちに投げかけている言葉そのもので、話し方も笑ってしまうくらいそっくりだったそうです😅

 

子どもたちが、最初に言葉を学ぶのは、母親からです。なので赤ちゃんたちはママのものまねがとても上手です。で、優しいお兄ちゃんはママを労わる言葉を、少し強気な妹は強い言葉を、自分の言葉として選んで使っていたんだ~と話していました。

 

『3本目のニンジン』

以前、仕事で園に行った時、5歳なのにオジサンみたいな言葉を使う子がいて『ぼく、どうしたの?言葉まちがっているよ?』と声をかけました。『うるせー、バカヤロー』昭和の任侠映画のような巻き舌で怒鳴られまして、動きも激しく落ち着かない男の子に先生たちも『すいません💦あの子はいつもあんな感じなんです』と。

 

それから毎週その子を見つけては声をかけを続けました。『ちがうな~次はもっと先生がよろこぶような事を言ってみて!』根気よく続けて、7回目に『👦チャキ先生、おはよう!』と言ってくれたんです💛

 

『👩‍🦱今までもらった、おはようの中で今のが一番うれしいわ!』と声かけると、その子も嬉しそうに駆けていきました🏃💨

 

ちなみに『ニンジンの実験』は3本目があります。3本目は『無視』するのだそうです。ネットでは色んなケースが紹介されていますが、友人の娘ちゃんたちの3本目の無視したニンジンは、一番腐敗が激しく、裏返すと底が大きな空洞になっていて驚いた~と、話していました。

いじめに関する記事には『無視される事や無関心が一番ツライ』~という行をよく目にします。穴の開いたニンジンの写真も送られてきました。悲しい気持ちになりました😢

 

『良い言葉をつかう』

ECCに通っているお子さんは正直『幸福な子どもたち』ばかりです。愛情に恵まれています。ご両親もしっかりしているので、園で出会った『うるせーバカヤロー』なんて、言葉を使うお子さんはあまりいません。それでも最近の子が気軽に使う言葉で『ウザイ』とか『めんどくさい』などは、聞いていてもキモチよいモノではありません。度が過ぎる時は『それ止めた方がいいよ』『損するよ』など、それぞれの子の心に届くよう短めに伝えています。多くの場合、子どもたちの言葉は本心からいっているわけではなく、ただの口ぐせなのですぐに矯正する事ができます。

 

冒頭でのべたように『話す言葉はその人自身を作る』大切な要因。せっかく使うなら『美しい言葉』『元気のでる言葉』『優しい言葉』を使いつづければ、 使わない人生よりもっと、豊かで美しいモノになるはずです。

 

言葉は魔法 

言葉は魔物

 

自分の話した言葉は相手の耳に伝わる前に、自分の耳から自身の脳に伝達されます。たとえただの口癖であっても人は知らず知らずに、自分の発した言葉から大きな影響をうけているのです。