18『高校生の英語』

 

ECCジュニア常滑さんぽ道教室』のチャキです。今回のテーマは『高校生の英語』です☝️

 

先日、教え子君のママから質問をもらいました。春から高校に進学ですが『この先、英語どこに行ったらいいか迷っている💦』というお話でした。


中学までECCジュニアで学習し、無事希望高校に入学した後『これから英語どうしよう?』と悩む生徒は多いと聞きます。進まれた高校によっては(特に私立)かなり充実した英語環境で学べる高校もありますので、学校の様子も確認してから自分の希望にあったスクールを探してください。

今回の相談は『ECCジュニア』か『ECC外語学院』~という質問内容でした。

 

外語学院では高校生コースの開講がないスクールも多く、そういったスクールでは大人と一緒に学ぶ事になります。TOEIC対策、英検対策などコースも各種あるので、一度ご自身で話を聞いた方がいいと私も思います。

 

結論から先に申し上げますと『この2つの内、どちらですか?』と問われれば『ジュニアがオススメ』です。高校生の英語は大学受験が最優先です。

 

私的な見解になりますが、主な理由はこちらです。

このブログの目次 

①    理由1 外語学院は講師が毎年変わる

②    理由2 授業料は2倍~2.5

③    理由3 3年後には大学受験

④    高校英語は2022年から変わった

⑤ 英検2級は大学受験に有利!

⑥    大学共通テストもECC生に有利!

⑦ 追伸:Fromケンタッキー

 

外語学院は講師が毎年変わる

ECC外語学院だけではありません。一般的な英会話教室は、ほぼ毎年講師が変わります。ネイティブ講師だけでなく、日本人講師も入れ替わりがあります。そのため長くホームティーチャーに通っていた生徒や親は不安に感じると思います。

 

学習の効率とスピードを重視するなら、講師は担当制が理想。一人の講師が責任をもってゴールまで伴走してくれます。出会いの楽しさや発音にこだわるなら外語学院は理想。色々なバックグランドを持つ外国人の先生と親しくなれます。

 

大学受験を見すえた大切な時期なので、どちらに行くとしても高校3年間しっかり応援してくれる先生を見つけて欲しいです。


授業料はジュニアの2倍~2.5倍

大手ショッピングモールや、路面店、駅前などのテナント料は高額です。ネイティブの講師の確保も近年さらに難しくなっているので、そいうったもろもろの条件が授業料に反映されます。ジュニアが比較的安価なのは基本、講師の自宅の一室を教室にするため、賃料がかからないからです。

 

ちなみにECCの教材や教授法はすべて『ECC総合教育研究所』で作られています。両者は教材や教育の質が大きく違うわけではありません。信頼できる先生がみつかれば、近所のジュニアの方が利便性もよく金額的にもお値打ちかと思います。

 

3年後には大学受験

K君は、幼い頃からECCで楽しく英語に親しみ中学まで、学校の英語で苦労することなく進んできました。英検準2級も持っています。でも、高校では本格的な文法~グラマーの授業が始まりますので、今まで以上に深い学びが必要です。

 

高校生に限りませんが、ネイティブのレッスンは先生が一方的に話し→生徒がそれを黙って聞くという構図になりがち。

ネイティブとのレッスンを楽しみたいなら、少なくとも『英検2級程度の文法と語彙力』は欲しいところ。大学生や社会人になってからでも遅くはありません。大学受験はすぐ目の前。まず文法をマスターし語彙を増やし、基礎力を蓄えましょう💪

 

高校英語は2022年から変わった

2020年度から小学校で実施されている「新学習指導要領」が高等学校では2022年度から全面実施されています。

 

文科省の方針:目標取得語彙数が1800語から2500語へ増加。聞いているだけの授業ではなく、ディベートやディスカッションを通して発信力を高める内容になっています👍授業は基本英語で行われ、今まで以上に『思考力』や『具体的に発信できる』コミュニケーション能力が求められます。

 

実際の声:県内屈指の進学校に通う先輩先生の愛娘・Nちゃん。ALTの授業は高1の時のみ全部で20回ぐらい。学校では『まず英単語覚えろ』と言いわれてる。英語に触れる時間を取りたいなら、ジュニアや外語に通うのが良いと思います〜との話でした。また、高校では偏差値・学力同等のはずですが、英語のリスニングに関しては個人差が大きく、Nちゃんは留学生との交流会では通訳したり『英語上手だね』と感心されたそうです。

ECC生のこうした活躍は中学や高校でよく耳にします。大学受験を控えても『英会話力をキープしたい』と思うのは、こうした成功体験からだと思います。

 
英検2級は大学受験に有利

さんぽ道教室では、小学生からの『英検受験』をお薦めしています。2022年度も高学年の生徒が次々にチャレンジしてくれました。これは、子どもたちの将来~中学、高校受験、大学受験を見据えての計画的戦略です。小学生の頃から『明確な目標』を持つことで、生徒全員が高校卒業までに英検2級に合格できる~と考えています。

 

大学受験では『英検2級』を持っていると有利です。現在、多くの大学で得点換算や試験免除、加点などの入試活用制度が設けられているからです⤴️

 

通常、大学入試はチャンスは本番一回!そのため発熱や風邪をひいてしまったらアウトです😭さらに数科目を一気に学習する必要もあります💦

 

ところが英語は『英検』という形で『前もってテストを受ける』事できます😆仮に失敗しても1年3回チャンスがあり、近年では『英検S-CBT』を利用すると年6回、英検S-CBTでは二次試験も同日受験です⤴️

 

英検2級をもっている事で、受験生の入試直前の負担は大きく減ります。大学側は確かな英語力をもった生徒を獲得できます。また英検2級レベルの英語力があれば、優遇が受けられない難関校の受験も自ら対策できる能力は十分あります💪

 

大学共通テストもECC生に有利

大学共通テスト英語も2021年より変わりました。リスニングの割合が5割となり、ECC生にとっては『🙌やった~!』と歓喜する朗報です💕ECCは会話中心のレッスンなので、生徒たちはリスニングが得意です。

 

Before:

リーディング200点

リスニング50点

After:

リーディング100点

リスニング100点

 

リスニングは一朝一夕にできるようにはなりません。でも、日頃英語を聞く習慣があって耳慣れしている、もしくは子どもの頃から『英語耳』ができている子どもたちにとっては、聞こえてきた事はほぼ理解できちゃうので、楽勝なのです🎵


時代は大きく変わっています。

 

机の上やノートの上で静かにカリカリ学んだ~社会では不要だった『受験英語』は今、国際人として社会で実際に使える『会話力』に大きくシフトしています。

 

とりあえず、再来週は🐰イースター🐰今、準備中ですが~💦

毎回悩ましいです😵


追伸:Fromケンタッキー

所用があって久しぶりに、ケンタッキーの木村ママに連絡しました。1年たっても英語しゃべらないR君でしたが、がんばり屋のお姉ちゃんが昨年もらった『クラスの優秀賞』を先月もらったそうです🏆️

 

木村家の子どもたちは数年後、帰国する頃には英語ペラペラでしょう。でも、(帰国子女は、英語楽勝じゃん!いいよなぁ~)と、思う事なかれ。

 

小学生になってから渡米した子どもたちは、現地で大変な苦労と葛藤の中で英語と向き合って獲得しているのです。その苦労こそ、子どもたちを大きく成長させる原動力です。

『さんぽ道教室』のみなさんは、ゆっくりでもいいので毎日続けましょう。CD聞いて、DVD見ましょう❗

 

そしたら、英検や学校の英語くらいホントに楽勝ですょ😁