19『早期英語教育』

ECCジュニア常滑さんぽ道教室』のチャキです。
今回のテーマは『早期英語教育』です。

 

『英語をスタートするなら小さい時から始めた方がいいですか?』無料体験にきたママたちからよく聞かれる質問です。じっくり検討したいママには『目的が学校の英語なら、小学校からでも間にあいます。安心して下さい。』と、伝えています。

 

一方、何か習い事をさせたい~と考えている幼児さんのママには『幼児英語はメリットがたくさんあるので、お子さんがやりたい!と言ってくれるならぜひ!』と伝えています。どちらも私の本心です。

 

脳の神経細胞の成熟は、0歳~2・3歳の間に急速に進み、語彙習得数の割合が一番大きいのは3~5歳。平均語彙数は3歳で896語、4歳で1540語、5歳では2072語。幼児たちが驚異的な速さで言語を習得しているのが納得できる数字です。

 

幼児教育のメリット

□ 記憶力の向上

□ 想像力の発達

□ 好奇心や集中力が養われる

□ 勉強が好きになる

 

幼児期は脳が柔軟なため言葉以外にも多くを吸収することができる~まさに『脳の黄金期』です。

 

*****このブログのもくじ********

① 学校の英語  

② 好奇心と学習意欲  

③ 脳内英語回路

④ 英語耳と発音 

⑤ 身に付けたい学習習慣

⑥ 子どものお仕事

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学校の英語

ECCをスタートする生徒さんの目的ナンバーワンは『学校の英語で困らないように』です。冒頭書いたように学校で『英語を得意科目』にするなら、小学校に入ってからでも十分間に合います👍

 

全世界のTOEFLスコアで日本は、世界170ヶ国中146位。スピーキングに限ると170ヶ国中170位。幸か不幸か日本人の英語能力は世界的に見ると驚くほどに低いのが現実です。小学校4年~6年生でECCスタートした生徒たちが、半年~1年で学校のテストでほぼ満点💯取れるようになっています。

学校の英語に遅れてしまう原因は色々ありますが、その一つに『接触量の低さ』が上げられます。家庭学習時間をしっかり確保し、効率よく学習すれば学校の英語で困る事はありません。

2010年度『アジア各国』における~TOEFL iBT 平均スコア

 

好奇心学習意欲

幼児は脳の発達が著しく【楽しい体験】や【夢中になれる作業】をすることで、好奇心が生まれ、それはやがて学習意欲へとつながります。

 

PTクラス(2・3歳児)のレッスンは「疑似体験あそび」と「知育あそび」が中心になります⤴️「疑似体験あそび」とは、実際の映像や画像を通して、あたかも実際に体験したかのような気分を味わいながら遊ぶ「進化型ごっこあそび」4月のレッスンでは『🥕畑で野菜の収穫🥦』や『🐠お魚釣り』を体験しました。

 

4歳5歳の時期の子どもたちは自我が強くなり、興味のあるものには高い集中力を発揮しますが、同時に飽きっぽさも兼ね備えていきます。PBクラスでは、バラエティ豊かな遊びの要素を取り入れながらも、アルファベットの小文字やフォニックス(よみ方)など『読み書きの基礎』が盛り込りこまれていて、さまざまなコミュニケーション活動を通じて『達成感』や『学ぶ楽しさ』を養います。

 

『👩‍🦱池に入ると足ぬれちゃうよ』と、声かけると『👦冷たい!』と言ってあわてる3歳児さん。なんという豊かな想像力でしょう💕

ECCでは生涯にわたる学習意欲・好奇心・豊かな人間性を形成することを目的として掲げています。

 

新教材は英語だけでなく『21世紀スキル』である子どもたちに深い思考力と高いコミュニケーション能力を養うため、映像や知育道具を使いながら、お子さまの学ぶ好奇心を育てます😄☝️

小学生の教材【Think&Talk】では言語統合型学習『CLIL』が採用されています。興味のある方は、ぜひ動画をご覧ください。(https://www.eccjr.co.jp/clil/pc.php?utm_source=pcALclil&utm_medium=banner)

 

脳内英語回路

生まれてきた赤ちゃんの脳は、4か国語を同時にマスターする能力があると言われ『幼児に秘められた能力』がある事は近年の研究で明らかです。脳を構成している神経細胞(ニュートロン)やネットワークを構成する(シナプス)は生後7~8か月後をピークに、緩やかに減少して7才が臨界期と言われています。3~6才は2,500語前後の大量の言葉を習得し、日常で使う品詞をほとんど理解しています👌

 

そのため、7歳までに十分な英語でのインプットと アウトプットの機会があれば、日本語にない文法的な計算や操作を瞬時に行う能力が養われます。これが『脳内英語回路』で、生涯にわたる暗示知識になると言われています。

 

十分なインプットは自宅学習で、アウトプットは教室でお友だちや先生と遊びながら楽しく身に付きます。

 

英語耳👂️と発音

母音の強い日本語の周波数は125~1500ヘルツ以下、子音の強い英語は2000~16000ヘルツ。日本語の主な音域は狭く、英語とそれほど重なっていないため、日本人の耳には2000ヘルツ以上の周波数は雑音のように感じます💦英語を習得するためにはまず耳が英語に慣れる必要があります。いわゆる『英語耳👂️』です。


もう少しわかりやすく説明します。例えば日本語の音は50音に濁音を合わせて全部で108音😊対して英語には約1800音😱
よく言われる“R” と “L” の他、舌をかむ“TH” の音、日本語の母音は「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5つだけですが、英語は分類法によっては20種類以上あり、日本語でいう「ア」にも複数の発音が存在します😵

 

このため、日本語のみでの生活を続けて成人になった場合、英語が聞きづらくなります。例えば私の祖母。私が子どもの頃、祖母が『スパゲッティー』の事を『スパゲテー』、『ディズニーランド』を『デズニーランド』と言うので、『おばあちゃん、違うよ!ディズニーだよ!ディ!ディ!』。私の祖母は108音で育った世代なので、脳内で『ディ』は『デ』に変換されていたようで何回教えても『デ、デ』と繰り返して、2人で大笑いした思い出があります😆

 

どちらにしても、日本語と英語が言語として大きく乖離している事がわかると思いますが、周波数や音の数字など物ともせずに英語をマスターしてしまうのが、幼児さんのすごい所です🙌幼児は日本語もまだ100%ではなく文字も読めませんので、大人の言葉を『耳でコピーする👂️』のが言葉を学ぶ唯一の方法。そのため発音は正確で美しいです✨

 

より身近な『英語耳』の育て方としては『日本の童謡』よりは『クラッシック音楽』を聴くと、より広い音域を意識するようになりいい効果があると言われています。🎹ピアノが弾けるお子さんは、音楽だけでなく語学のセンスもよい場合が多いです。

 

身に付けたい学習習慣

10年間~1000人以上の幼児さんに英語を教えていて気が付いた事は...

子どもの中には個性として『人の話を聞くのが苦手な子』がいるという事。

聞けないのは個性。悪い事ばかりではないので、理解した上で個々に合った声かけを。

キラキラした目で先生の話に反応し、リアクションできる生徒がいる一方で、じっと座っているのが苦手で、自分の興味のある事・好きな事に正直な子どもたちがどのクラスにも一定数います。

 

でも、そういった子どもたちが物覚えが悪いか~というとそうではなく、頭は良かったり想像力が豊かだったりするのです。

 

ECCのレッスンでは講師から子どもたちの距離は1m。この距離で前を見ていない・話しを聞けない子どもたちが、小学校の授業を朝から昼過ぎまで聞いていると思えません。小学校の授業は、低学年の頃なら聞いていれば誰でも理解できるスピードと内容です。でも人の話を聞くのが苦手な子は、自分の心をコントロールするのが苦手なので、たとえ座って前を見ていても、心が上の空。いつしか学校の勉強がわからなくなり『自分は頭が悪い😥』、親も『この子は出来ない😢』と思い込んでしまいます。

 

ECCでは、週1回40分~60分の短い時間ですが、少人数のレッスンで常に『what’s this? What color is this? How many cats? Do you like cats?』など、英語で質問を繰り出します。子どもたちは、即座で英語もしくは日本語で答え、先生は『That’s right! 素晴らしい!さすがだね!』と、子どもを褒める。子どもはスピードのあるレッスンの方が、集中できるので、一人ひとり声かけながら、新しいタスクを次々に出し、集中が続くよう促していきます。

 

こうした経験を通し①教室に入る⇒②前をみて座る⇒③先生の話を聞く⇒④今日のタスクをこなす⇒⑤褒めてもらえる⇒⑥嬉しいからがんばる~といった良い循環が生まれます♪

子どもたちの生まれた時の個性は色々ですが、幼児期からECCで少人数のレッスンを受けていると『小学校入学前の準備』が整っていくように感じています。幼児教育で培った集中力や記憶力~そして習慣は、小学校以降の深い学習理解に大きく役立ちます💪

 

子どものお仕事

ECCでは年中さんのレッスンから週1枚の宿題が出ます。音声ペンでタッチすると、宿題の内容を読み上げてくれるので、慣れれば、ママがついていなくても一人で取り組む事ができるようになります。

 

日本人はお風呂に毎日入ります。食事は1日3回、食後に歯を磨く。それと同じように毎日机の前に座る~こういった習慣は幼児の内に身に着ければ、一生の財産になります。

 

子どもも親に言われて宿題やるのは不本意。逆に自分から机の前に座ってママからほめてもらうのは大好きなはず。では、どうして逆になってしまうのか?と言えば、入学前の習慣なっていないからでは?

パパは会社でお仕事。ママは子どものお世話に食事作り、さらに外でのお仕事もがんばっています
子どもは勉強がお仕事✏️』。幼児さんなら机の前に5分座っているだけでもOKです。『👦お勉強はボクのお仕事なんだ~』と理解すれば、子どもたちもちゃんと机に座れるようになると思います😄

 

PTクラス開講しました

2022年度の夏から『年少クラス』を開講しました⤴️2023年度は5人の2歳児さん+3歳児さんが『さんぽ道教室』に通ってくれています。

 

幼いお子さまを預かるのは大変ですが、幼児さんは最高に面白くて愛らしく、子どもたちの成長をママたちといっしょに見守れるのは、とっても幸せです♥️

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙇