『ECCジュニア常滑さんぽ道教室』のチャキです。写真はピニャータ♡1回目のパーティーで子どもたちにバコバコにされ、入院中の様子。この後またバコバコされ再入院しました😅
『痛かったでしょ?ごめんね』と語りかけると『え?ぜんぜん痛くないよ!みんなと遊べて楽しかったよ!』なんて、声が聞こえてきました…空耳かな…。
今回は『ハロウィン』と『ケンタッキー』お話です。
From Kentucky
9月に知り合いの木村家(仮名)のママから『アメリカのお菓子を常滑の生徒さんに贈りたい』と連絡きました。元教え子ご家族ですが、2021年8月渡米されてからも時々、ZOOMで会うのを楽しみにしている仲です♪
慣れないアメリカはケンタッキー州で、3人のお子さんを育てる中、会った事もない『さんぽ道教室』の生徒を思ってくださった事が嬉しくて😆申し出を受ける事にしました。
木村家は、お姉ちゃん10才、弟8才、末っ子ちゃん6才~現地の学校に通っています。お姉ちゃんは、クラスに日本人が一人。しかも高学年なのでお勉強も大変で、かなりがんばっています💪
一方、R君は8歳。1クラス25人の内、なぜか日本人が5人もいるという環境で学校では、いつも日本人5人でつるんでいるようで…未だに英語をあまり話さないとの事😫
6才の妹ちゃんは今年8月に幼稚園デビュー。すぐにお友だちもできて楽しく園に通っています💕とのお話。木村家の姉弟妹をみると年齢によって『語学の壁の高さ』が全く違う~と、いう事がよくわかります。
7才で現地の学校に通い、1年たってまだ英語を話さない~といった例を今まで聞いたことがありません💦日本語で暮らせる環境があれば、それがたとえアメリカであっても、7才でも覚えないんだなぁ~と、ある意味、納得?感心?しています😅
ひと昔前なら、渡米してテレビつければ英語だったのでアニメを見ながら自然に会話を覚えたように思いますが、今の子ってテレビほとんど見ないんですよね💦
帰宅したR君も『👦英語ばっかで頭つかれた~』と言って、学校から帰ると日本のYouTubeばかり見ているそうです💦もちろんリスニングはちゃんとできているはずなので、今後の成長を期待しようと思います😌
ちなみに大学時代の知人はアメリカで1年暮らしました。ルームメートが大阪の人で英語ではなく関西弁を完璧にマスターして日本に帰国しました(笑)
ある意味、才能はあったのだと思います。
モノリンガル
20代になると海外暮らしでも英語マスターするには、努力が必要です。例えば、ECCのネイティブの先生たちも日本に10年以上暮らしているベテランばかりですが日本語は全然ダメ💦日本人の奥様や子どもがいる先生も多いですが、それでも日本語は全然話せないのが普通です。
多くのアメリカ人・イギリス人・オーストラリア人は日本人と同じく『monolingual~モノリンガル』と呼ばれています☝️『モノリンガル』とは1つの言語を使う人たち。
2つ言語を理解しているのが『bilingual~バイリンガル』3か国語以上は『multilingual~マルチリンガル』と呼びます。
あの先生が来るのイヤだ!
昨日のレッスンで4年生のマイちゃん(仮名)が学校での様子を話してくれました。
『クラスのお友だちがね、ネイティブの先生が来るのイヤなんだって!なんで?って聞いたら~だって、言っている事が全然わからないじゃんって、話していてビックリした!』と。マイちゃん自身は『理解できるし、楽しみだし、貴重なチャンスじゃん♪』と。友だちとの感覚の大きなギャップに驚いたと、教えてくれました。
モノリンガルの脳は、理解できない言語を極端に嫌い恐れます。その違和感や不快感~英語に対して感じた経験、日本人なら少なからず覚えがあるのではないでしょうか?
脳が若ければ若いほど、強い拒否反応はありません。ちなみに幼児保育で園を訪問する時はオンリーEnglishでも毎回大歓迎を受けます。担任と打合せしていると『👧👦チャッキー先生、日本語も話せたんだね⁉』と逆に驚かれたりします😂
幼児さんは、なんでもウエルカムです。未知の言語でも相手のいう事を理解しよう耳を傾けたり、ジェスチャを交えたり~順応する力を持っています。木村家の妹ちゃんが、あっという間にお友だちができたように…
幼いうちに『言語は1つではないんだよ』と脳に体験させてあげる事がとても大切です。
脳の柔軟性を育む。他言語に対する恐怖心や不快感を無くす。それが『言語習得』の近道。
でも、それは言語だけに留まらない気がするのです。脳が柔軟になると、子どもたちの人生が力強くしなやかに変わっていく…
日々、子どもたちの成長を見るとそんな風に感じます。
言語の在り方については所説ありますが、下は2018年『Newsweek』の記事です。興味のある方は、ご覧ください。
多言語を話す子供は2倍速く学習することが判明! 「成長を遅延させる説」は覆る|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)
☆木村さんご家族に感謝を込めて☆
『さんぽ道教室』の保護者や生徒にも、アメリカの生活を知ってもらうため『ケンタッキーボード』をつくりました⤴️写真は👆ボードの半分です。
私が聞いて面白いな~と思った『日米の違い』も一覧にして、幼児さんにもわかり易いよう、写真ものせました。
写真右で、賞状をもっているのは木村家のお姉ちゃんです。クラスで日本人一人の中、一年間懸命に勉強続け、先月『クラスで一番がんばった子』として表彰されたそうで、
『この一年、悔しい想い、ツライ思いもしてきたので、とても嬉しかった♡』のだそう。お顔はお見せできませんが、ホントにいい笑顔です。私もお姉ちゃんの事を心配していたので~でも、負けないでがんばってくれて嬉しかったです。そして今日も、今もケンタッキーで現地の授業についていけるようがんばっているはずです。
NASAちゃん、がんばれ!
さんぽ道教室の子どもたちも、がんばろう!
弱い自分に負けないで、
いっしょに前を向こう!
オマケ
今年のアクティビティは『玉入れ』。お手玉は、洗濯できるよう自宅に転がっていた『BB弾』いれました。
現地(アメリカ)ほどの熱気は伝えられないけれど~少しでも、伝えたい!という事で、今年も無事、ハロウィンが終わりました。
来年もお楽しみに♡